2013年4月22日月曜日

lam rim mchan bzhi sbrags maを読む

 当初の予定は、4月一杯で、中観派の不共の勝法について読み、書くことであったが、とても間に合いそうにない。2ヶ月に伸ばさなければならないか。
 現在は、『ラムリム・チェンモ』の毘鉢舎那章を最初から読み始めた。いろいろな読み方をしている。本文だけのところもあるし、lam rim mchan bzhi sbrags maという割註集成を読んだり、あるいは少なくともその細かなサチェーを読んだりしている。結果も、ラムリムのテキストを作り、そこに割註集成のサチェーを書き込んでたりしていたが、これは時間がかかるので、今は、そのサチェーだけを抜き出したものに、ペチャのページ数を書き込み、ペチャに線を引いていく、というような作業になっている。割註集成のサチェーは見るだけでだいたい内容が分かるものと、少し読まないと分からないものがあり、その場合にはざっと目を通している。
 書く内容に関しては、大まかなアウトラインはできているが、実際に引用する資料はまだ揃えていない。適当なところまで読んだら、検索などをかけながら、あるいは長尾雅人の訳を見ながら、資料として使えそうなところを抜き出し、訳を作り、論文の構成にそって資料を並べ直して、実際の執筆としうことになるだろう。

 結論自体はおおよそ出来上がっているが、細かいところは、実際の資料に即して分析したり、区別したりする必要が出てくるので、やはり書くことだけに1月かかるかもしれない。予定よりは2倍かかるということになってしまう。

 昨日は、割註の176aまで終わった。

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